歯を白くするには、薬剤を使って行うのが一般的です。歯医者で短時間で施術するものはオフィスホワイトニング、自分で行うものをホームホワイトニングといいます。いずれもやり方は白くする薬液を入れたマウスピースを口の中に装着するのですが、ホームホワイトニングのメリットは低価格であることと、ダメージが少ないことと、色が後戻りしにくいことといわれています。

ただしオフィスホワイトニングよりも白くなるまでに時間がかかることと、自分でやるので手間がかかるのはデメリットかもしれません。また、人によっては痛くなることがあります。この方法の原理は白くする薬剤に含まれている過酸化水素や過酸化尿素が作用するからです。具体的には、本来歯というものは少し黄色っぽい色をしているのですが、それを「すりガラス」のような働きで白く見えるようにしています。薬剤などによって、たまに歯が痛くなる人がいます。原因は虫歯があったり、目に見えないヒビが入っていることが多く、そこから薬剤が入り込み痛みを生じさせているそうで、多くの場合は、翌日には痛みはなくなるので安心してください。

薬剤を薄めにする方法もありますが、それではホワイトニングの効果が薄れるというデメリットがあります。ですので、薬剤を変えるのが一番いい方法です。薬剤の中に痛みを抑える成分が入っている薬剤がありますので、それを使用するのがいい方法です。専門的な名称では知覚過敏抑制剤入りのホワイトニング剤といいますが、残念ながら日本では市販されていませんので歯医者さんに確認するのがベストです。

歯のきれいなヒトって憧れます。もちろん歯並びだけではなく色のことを指しています。今って、歯並びもホワイトニングもできちゃうからすごいですよね。これだけで顔の印象がだいぶ変わりますから。ただ大分お金がかかるというのも事実です。矯正についてはどうしようもありませんが、歯を白くするには歯磨きも効果的だそうです。費用対効果で言えば、タダ同然の歯磨きがやはり一番お得なのは納得です。